UGCとは、「User Generated Contents」の略で、ユーザーによって作られたコンテンツの総称です。
ユーザーが作成したWebコンテンツでどのように売上アップできるのか、また、インスタグラムにおけるUGCとは一体どういったものなのか、本記事で解説いたします。
「instagramにおけるUGCとは?」
「instagramでUGCを活用するメリットって何?」
「UGCの重要性を知りたい」
などとお考えの方に必見の記事です!
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目次 4-1. 購入率の向上 5. UGCを作り出す施策 5-1. インフルエンサーによる拡散 6. UGCの活用方法 6-1. サイトへの掲載 6-4. 商品企画・サービス改善への活用 8. まとめ |
まず、一般的なUGCとは、どのようなものなのでしょうか。
最初にご説明した通りUGCとは、ユーザーが作成したWebコンテンツのことであり、企業への口コミサイトやインターネット通販サイトの商品レビューなどが挙げられます。
消費者が発信したものは基本的にすべてUGCといえるでしょう。
インスタグラムにおけるUGCとは、一般ユーザーが自身のアカウントで自主的に投稿したコンテンツを指します。
ストーリーやリール、フィード投稿すべてが該当します。ユーザー自身が自発的に発信した投稿であっても、企業があらかじめ用意したハッシュタグを使ってもらったり、ストーリーでメンションしてもらうといった方法を企業は活用することができ、売上アップに繋がる場合もあります。
また、リポストすることで企業にとってコンテンツを作成する運用コストを削減することもできます。
投稿内容もユーザーがリアルな情報を発信するため信憑性の高いものとなり、インスタグラムのUGCから購買行動へと以降する流れが期待できるのです。
UGCがマーケティングにおいて重要になってきた背景として、ネット環境の高速化かつ大容量化、高性能なデジタルデバイスの登場、動画やCG・アニメーションなどのリッチコンテンツが誰でも簡単に作成・配信できるようになったことなどといった変化が挙げられます。
ユーザーが発信したコンテンツであるUGCはリアルさがあり信頼されやすいため、企業のマーケティング手法のひとつとして取り入れる動きが活発化しているのだといえるでしょう。
最近では、気になる商品がある場合や、どのメーカーにするか悩んだときなどに情報を集めるコンテンツとして多くの人が活用しているのがインスタグラムです。
インスタグラムで友人やインスタグラマーのレビューが高評価であったり、使用感について詳しく紹介してある商品はユーザーの購買心理にポジティブに働きかけるため、インスタグラムの投稿をきっかけに商品を購入する方が増えています。
そのため、インスタグラムにおいてUGCを活用することは企業にとって非常に有効なマーケティング手法であるといえます。
インスタグラムにおけるUGC活用のメリットは以下の4点と言われています。
・購入率の向上
・認知の獲得
・運用コストの削減
・ファン作り
以下で詳しくご説明していきます。
UGCマーケティングツールを提供しているYOTPOの調査によると、UGCを見ていない買い物客のCVRは2.1%なのに対し、UGCを見たユーザーは5.6%と高い傾向にあることがわかっています。
UGCの大きな特徴は、「ユーザーの発信する情報のリアルさに信憑性がある」「商品やサービスの使用感やイメージなどをわかりやすく伝わる」点です。
有名人を起用したマーケティングでは伝わりにくい商品やサービスのイメージがよりリアルに伝わり、生活者に身近に感じてもらいやすくなります。企業から得られる情報はどうしても良いところばかりを宣伝しているため「押し付け感」が出てしまいます。
しかし、UGCを活用すると、客観的な評価として商品やサービスの情報に説得力が出ます。
上記のような特徴から、商品やサービスを検討している人の後押しになるため、UGCの活用が重要といえます。
同社の別資料ではInstagramにおいても83%のユーザーが、「友人のブランドに関する投稿で、そのブランドをチェックするようになった」という結果が得られたと発表されています。
検索したときにそのユーザーの投稿が魅力的であれば、商品やサービス、その企業についてもっと深く知ろうと行動する方が多いです。
そのため、商品やサービスの情報についてまったく知らなかった人であっても認知していくという状況になります。また、自身がフォローしている知人やインフルエンサーが発信している情報であれば信憑性が高いため、購入にも繋がりやすくなります。
このようにして、その商品やサービスについてまったく知らなかった人であっても商品を認知し、購入するといった行動に繋がるため、企業にとってUGCは大きなメリットになると言えるでしょう。
UGCの活用を行えば、企業は自社でコンテンツの作成や運用を行わなくて良くなります。
そのため、企業は運用コストを削減することができる他、インスタグラムに投稿する素材に悩んだり、アイディア切れや人員不足に悩む必要もありません。
ユーザーの優れた投稿を使うことができれば、投稿者に使用許可を取るなどの手間が発生しますが、クリエイティブにかかる時間の短縮や定期的に投稿を行う労力を減らすことができるため、総合的に運用コストの削減につながります。
UGCを活用することで、投稿を行う労力といった課題を解消する事ができるだけでなく、定期的に魅力的な投稿を行うことができるようになるため、より充実した情報を発信する事が可能になります。
また、インスタグラムにおけるUGC活用は、ファンができやすいこともメリットの一つです。
SNSマーケティングで重要なのは、ユーザーの熱量を高めることです。ユーザーが投稿した商品やサービスに対して企業から「あなたの投稿を公式サイトで紹介してもいいですか」といったメッセージがきたりすると、ユーザーにとってその企業は一気に身近な存在へと変わります。
また、企業独自のハッシュタグを作成することで、ユーザーは企業により親近感を感じることができます。
そのためユーザーのモチベーションもあがり、さらにUGCを増やすことができるでしょう。
UGC生成施策は、以下の3点です。
・インフルエンサーによる拡散
・顧客との密なコミュニケーション
・ハッシュタグの作成
・ツールの利用
以下で詳しくご説明していきます。
インフルエンサーによる拡散とは「インフルエンサーマーケティング」と呼ばれる、SNSで人気のインフルエンサーに企業やブランドの商品やサービスをPRしてもらい、話題化・UGC獲得を狙うマーケティング手法とのことです。
インフルエンサーマーケティングは企業の発信する情報よりも実際に購入する生活者に近い視点で発信されるため、信憑性が高いのが特徴です。
さらに、インフルエンサーの投稿を見て実際に商品を購入した人がレビューをインスタグラムに投稿することによってさらに拡散をしてくれる可能性もあります。
ユーザーに使用許可を取る、投稿に対してリアクションをするといったことによって商品やサービスを利用してくれたユーザーとコミュニケーションを取る事ができます。ユーザーの投稿を勝手に使用することはトラブルのもとです。そのため、ユーザーの投稿を使用する際には必ず確認を行いましょう。ユーザーとしても、企業からメッセージやリアクションがくると嬉しく感じ、より魅力的な投稿をしてくれる可能性も期待できます。
ハッシュタグを用意しキャンペーンの告知を行う、企業独自のハッシュタグで検索しやすくなるなどハッシュタグの作成もUGCを作り出す施策として有効といえます。
ハッシュタグの作成を行うことで、キャンペーンによって商品やサービスの認知の拡大や商品力を伝える事が可能になります。
UGCの活用は、UGC活用ツールを利用するのがおすすめです。
効率よくUGCが探せるだけでなく、サイトの掲載をスムーズに行えたり、効果の測定ができたりします。
シンプルな操作でランディングページやECサイト、メールマガジンといったさまざまなチャンネルに掲載できる機能が備わっているため、低コストでの運用が可能になります。
UGCの活用方法として、以下のような方法があります。
・サイトへの掲載
・リッチリザルトへの対応
・広告への活用
詳しく説明していきます。
UGCの活用として、企業のランディングページやECサイトなどのオウンドメディアにUGCを掲載する方法があります。
ランディングページやECサイトにUGCを掲載することで、サイトに訪れたユーザーの購買意欲喚起に繋がります。サイト内で口コミを参照できるため、他のサイトへの離脱を防ぐ効果もあり、制作コストを抑えながら、自社サイトを豊かにすることが可能です。
リッチリザルトとは、視覚的な機能や操作機能が追加されたGoogle検索結果のことです。商品名が検索されたときに、検索結果にスターレーティングやレビュー数などを表示し対応させることが可能です。
リッチリザルトは、Googleの判断によって必ず検索結果に反映されるわけではありませんが、商品を検索したユーザーがサイトにたどり着きやすくなる他、信憑性が上がるといった効果も期待できるため設定しておくことがおすすめです。
SNS広告にUGCを活用することで、ユーザーの目に留まりやすく、受け入れられやすい広告になります。
多くのユーザーの目に留まることで広告としての効果を発揮できるため、購買意欲喚起へと繋がります。
また、SNS広告のクリエイティブは同じ広告ばかり発信し続けると効果が薄れていくため、多くの素材を準備する必要があります。UGCを活用することによって、大量の素材を手に入れることも期待できます。
また、購買意欲喚起だけでなく、商品企画やサービスの改善といったことにもUGCは活用できます。
実際に使用した人が感じたことをアンケートなどの調査を行わずにすぐに知る事ができます。また、「こんな商品・サービスがあったらいいな」といったユーザーの要望が商品企画へと繋がる可能性もあります。
UGCの活用はいち早くユーザーの意見を取り入れることができるため、企業として改善していくための意見も積極的に集めていくと良いでしょう。
UGCの活用で売上を伸ばすことに成功している企業が数多くあります。UGCを上手く活用したいと考えている方にとって参考にできるポイントも多いので、ぜひ参考にしてみてください。
エース株式会社は創業80年という歴史を誇るバッグ・スーツケースメーカーです。
エースでは、オンラインストアに一般のユーザーのインスタグラムの投稿を掲載したところ、UGCに接触したユーザーの商品購入率がアップしました。
この結果、UGCが消費者の購入を後押しする効果があるということが証明されました。
GUは、日本のファストファッションブランドです。
トレンドアイテムが低価格で購入できるのが大きな魅力となっています。
ユーザーが「@gu_for_all」と「#商品名」をつけて投稿したものをアカウントの運用担当者がピックアップし、リポストする仕組みになっています。モデルやタレントが着用している投稿をみるよりも、着用イメージが湧きやすいため参考になりやすいといった特徴があります。
また、「#商品名」がついているため、閲覧したユーザーは気になった商品の購入をしやすくなります。
ニトリは北海道に本社を置く家具やインテリア用品の小売業の大手企業です。
ニトリ公式アカウントでは、ニトリの商品に関するツイートを引用リツイートという形で紹介します。生活者視点のツイートに、商品の説明など企業側の詳細な情報を加えることで、購買意欲の引き上げに繋げています。
オルビスはスキンケア、化粧品、ダイエット、美容サプリメントなどを提供する企業です。オルビスはランディングページに商品を体験したことのあるユーザーの発信するリアルな口コミを掲載しました。企業が発信したい商品の情報に加え、実際に使用した人の感想や使用感がわかるため参考になり、商品購買の後押しをしました。また、「UGC効果測定機能」を活用し、媒体や商品ごとに表示するUGCやUGCの表示デザイン、表示位置などの変更を繰り返し、効果の検証と改善を行っています。
ディネットでは、美容メディアとしてさまざまな美容の情報を発信しています。ユーザーが投稿を行うときに、情報とともにハッシュタグを挿入することでその情報に興味のある人が同じハッシュタグで投稿します。さらにその投稿をランディングページで「お客様の声」として掲載し活用しています。ディネットでは、クリック率やコンバージョン率を可視化できる専用ツールを導入し、効果の検証を行うことでUGCを最大限に活用しています。
UGCはマーケティング戦略としてとても重要です。その中でも、インスタグラムを活用したUGCは、実際に使用したユーザーが発信するためリアルさがあり信憑性も増します。
ハッシュタグやメンションといった機能を使い企業が運用コストを抑えながら活用することができるため、企業にとっては多くのメリットがあるのではないでしょうか。
インスタグラムでのUGCでは、商品やサービスを使用した人をフォローしている人が気になって調べたり、購入してくれることで企業の認知度も上がります。さらにレビューを投稿してくれる可能性もあるため、さらなる拡散へと繋がります。
UGCを上手く活用し、運用コストを抑えながらも魅力的な投稿を行い、企業の認知と売上アップを行いましょう。