
futureshopの店舗向けに提供されていたフォーム作成サービス「フォームメーラーFreePlus」と「新フォームメーラー」は、2026年10月23日(金)18:00に提供を終了しました。 対象のフォームは表示・送信・メール通知が正常に動かず、ショップは問い合わせを受け付けられない状態になっています。返品・交換の申し込みをこのフォームで受けていた店舗では、購入者が申請できず、店舗側も申請に気づけないまま日数が過ぎるおそれがあります。
この記事では、公式発表で確認できる事実と今週中にやること、そして返品・交換の受付を「フォームで受け直す」か「専用ページで受ける」かの違いをまとめます。
フォームメーラーFreePlus・新フォームメーラーとは
フォームメーラーFreePlusと新フォームメーラーは、株式会社フューチャースピリッツが開発・提供していたWebフォームの作成サービスです。futureshopの店舗は、これらで作ったフォームをショップに設置し、問い合わせや各種の申し込みを受け付けていました。フォームの作成と、届いた内容の確認は、サービス専用の管理画面で行う仕組みです。
2つの違いは、利用を始めた時期と経路です。
- フォームメーラーFreePlus:サービス開始時に配布された「認証KEY」を使って開設するフォーム
- 新フォームメーラー:2011年9月以前からfutureshopを利用している店舗のうち、コマースクリエイターを利用していない店舗が使っていたフォーム
フューチャースピリッツは終了の理由を、提供開始から長い期間がたち、サイバー攻撃の高度化などを踏まえると、必要なセキュリティ水準を今後も維持し続けることが難しいと判断したため、と説明しています。
今回確認された事実
| 項目 |
内容 |
| 終了したサービス |
フォームメーラーFreePlus、新フォームメーラー |
| 終了日時 |
2026年10月23日(金)18:00 |
| 理由 |
開発提供元の株式会社フューチャースピリッツが、必要なセキュリティ水準の継続的な維持が難しいと判断し、緊急に終了したため |
| 対象(FreePlus) |
サービス開始時に配布された「認証KEY」でフォームを開設した店舗 |
| 対象(新フォームメーラー) |
2011年9月以前から利用し、コマースクリエイターを利用していない店舗 |
| 影響 |
作成したフォームと管理画面が使えない。ショップ上のフォームは表示・送信・メール通知が正常に動かない |
| 後続サービス |
新しいフォーム作成サービスを2026年10月26日(月)以降に順次案内予定 |
| 保存データ |
希望する店舗に個別に受け渡し。期限は2027年1月29日(金)で、過ぎると削除 |
なお、名前の似ている「フォームメーラー」(form-mailer.jp)は別のサービスで、今回の終了の対象ではありません。
今週中にやること
1. フォームへのリンクを外し、代わりの窓口を案内する
futureshopは、フォームを置いているページへのリンクを外すことと、メールや電話など代わりの問い合わせ窓口を案内することを勧めています。返品・交換の案内ページ、注文確認メール、出荷完了メールのテンプレートにフォームのURLが残っていないかも確認します。
2. 終了前後に届いた申請を洗い出す
10月23日の終了前に送信された申請に、まだ対応していないものがないかを確認します。終了後に購入者が送ろうとして送れなかった申請は、店舗側からは見えません。返品・交換の受付期限が迫っている注文には、期限の扱いをあわせて案内します。
3. 保存データの受け渡しを申し込む
過去の申請データは、2027年1月29日(金)を過ぎると削除されます。返品理由の集計や、対応履歴の確認に使う場合は、期限内に受け渡しを申し込みます。
返品・交換の受付は「フォームで受ける」か「専用ページで受ける」か
後続のフォームに差し替えれば、申請を受け取る窓口は戻ります。ただ、返品・交換をフォームで受ける場合、受け取ったあとの作業は今までどおり手で残ります。
| 作業 |
フォームで受ける場合 |
専用ページで受ける場合 |
| 注文の特定 |
購入者が入力した注文番号を、管理画面で照合する |
購入者が注文を選んで申請する |
| 返品できるかの判断 |
受付期限・商品・理由を担当者が確認して返信する |
店舗のルールに沿って申請時に判断される |
| 返送の案内 |
返送先や送り方をメールで個別に伝える |
申請の流れの中で返送方法を案内する |
| 交換商品の在庫確認 |
在庫を確認してから返信する |
交換できる商品を在庫から表示する |
| 進み具合の連絡 |
「届きましたか」「いつ返金されますか」に個別に答える |
購入者が申請の状況を確認できる |
フォームは、どんな問い合わせでも受けられる汎用の窓口です。そのぶん、返品・交換のように判断と連絡の手順が決まっている業務では、受け取ったあとの照合と往復のメールが担当者に集まります。購入者の側も、返信が来るまで返品できるのかどうか分からないまま待つことになります。
フォームの差し替えが必要になった今は、返品・交換の受付だけを専用の仕組みに分けるかどうかを決めるタイミングでもあります。
futureshopの店舗で専用ページを使うには
Recustomerは、返品・交換・キャンセルの受付と、配送追跡を、購入者向けのページとして提供しています。受注管理システム(OMS)と連携している場合は、OMSの受注データを使って注文の照合と返品可否の判断を行い、交換商品は在庫を参照して表示します。返送は佐川急便・ヤマト運輸の集荷と連携でき、購入者は営業所やコンビニに持ち込まずに返送を済ませられます。
futureshopで自社ECを運営し、OMSで楽天市場などのモール注文もまとめて管理している事業者様にも、OMS経由でご利用いただいています。OMSを使っていない場合の進め方は、ストアの構成を伺ったうえでご案内します。
よくある質問
Q. 自社のフォームが対象かどうかは、どこで確認できますか。
futureshopのお知らせで、対象の条件が案内されています。FreePlusはサービス開始時に配布された認証KEYで開設した店舗、新フォームメーラーは2011年9月以前から利用しコマースクリエイターを利用していない店舗が対象です。判断がつかない場合は、futureshopの案内を確認してください。
Q. 過去にフォームで受けた申請のデータはどうなりますか。
希望する店舗には個別に受け渡され、期限は2027年1月29日(金)です。期限を過ぎると削除されるため、必要な場合は早めに申し込んでください。
Q. 後続のフォームが案内されるまで、返品・交換の申請はどう受ければよいですか。
メールや電話など、確実に届く窓口を案内ページに明記します。受付期限が近い注文には、期限の扱いもあわせて伝えると、購入者の不安と問い合わせを減らせます。
Q. OMSを使っていなくても、返品・交換の専用ページは使えますか。
ストアの構成によって進め方が異なります。注文データの連携方法を含めて、個別にご相談ください。
まとめ
futureshopの「フォームメーラーFreePlus」「新フォームメーラー」は2026年10月23日に終了し、対象のフォームでは問い合わせを受け付けられなくなりました。今週は、フォームへのリンクを外して代わりの窓口を案内し、終了前後の申請を洗い出し、保存データの受け渡しを申し込むことが先決です。
そのうえで、返品・交換の受付を後続フォームで受け直すか、専用ページに分けるかを決めます。照合・判断・返送案内・進み具合の連絡まで仕組みに任せたい場合は、専用ページという選択肢があります。
次の一歩を、負担の軽い順に選べます
いきなりご相談でなくてもかまいません。情報収集の段階なら資料から、具体的にご検討中ならオンラインでの個別相談をご利用ください。
出典・参考文献
- フューチャーショップ「【緊急・重要】『フォームメーラーFreePlus』『新フォームメーラー』サービス提供終了のお知らせ」(2026年10月23日) https://www.future-shop.jp/news/2026/10/23-2.html
- フューチャースピリッツ「フォームメーラーFreePlus」等の提供終了に関するお知らせ https://www.future-s.com/news/detail/732
- フォームメーラー「フォームメーラーは引き続きご利用いただけます」(2026年10月23日) https://www.form-mailer.jp/news/bs-00clpda/
返品・交換・キャンセルの受付と配送追跡を、購入者が自分で完結できるページに。
Recustomerは、返品・交換・キャンセルの受付と配送追跡を、購入者向けのページとして提供しています。受注管理システム(OMS)と連携し、注文の照合から返品可否の判断、集荷による返送までを仕組みで進められます。
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